一人飲みOKの隠れ家的な居酒屋。博多・美野島にある「焼鳥 せいか」

博多・美野島にある「焼鳥　せいか」は、仕事帰りの一人飲みからディナーデート、宴会まで利用できるお店です。
博多駅からだと15分ほど歩きますが、わざわざ足を運ぶ価値アリ。立地からして、いわば隠れ家的ともいえます。

さて、名物の焼き鳥に使用しているのは「みつせ鶏」。肉の旨味と豚トロに近い甘味があります。朝締めた鶏を仕入れて丁寧にさばいているとあって、新鮮で上質。
また、食材でこだわっているといえば豚の「おさつポーク」も無視できません。さつまいもを餌として与えているとのこと。ゆえに、肉に甘味と脂身が豊富だといいます。個人的にもこれを使った「豚バラ」はおすすめです。さらには、タレも自家製で秀逸。塩もブラックペッパー、ホワイトペッパー、ガーリック、一味唐辛子を調合した結果、独創性が生まれています。美味しさがより際立ち、お酒が進むのはこのためともいえるでしょう。
さて、特筆すべき点として、ここは「丸松青果店」という野菜の卸を経営していることが挙げられます。つまり、お肉だけではなく野菜も新鮮なものを買い付けているのです。ヘルシー志向の方からも好評を博すのも納得。もちろん、美味しいですよ。
そして、一品料理でぜひ頼んでほしいのが「チキン南蛮」。こちらも自家製だというタルタルソースには、先述した鮮度の良いキュウリが入っています。
〆には、担々麺を推奨。鶏ガラスープ、ゴマペーストは、本格的なラーメン屋のそれ。辛いのが苦手な方にはマイルドな味噌担々麺もあるので安心してください。これが本当に食べやすいのです。

宴会ではコースをオーダーするのがいいでしょう。飲み放題付きでお手頃価格4,000円。「もも炭火焼」など人気メニューが勢ぞろい。デザートの手作りクリームブリュレは、老若男女から評判なのだとか。実際、紛うことなき逸品だと思います。

そういうわけで、繊細なまでに美味しいものを提供してくれる「焼鳥 せいか」に出会えて本当によかったな、と。
博多グルメの奥深さをまた知ることになりました。