本当はオススメしたくない
秘密のグルメスポット

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成田市の「蕎麦割烹 一福」は私が密かに通う秘密の場所。そばを味わうならここ

蕎麦

日本人と蕎麦は切っても切り離せないもの。

日本全国にはサラリーマン御用達の立ち食いそばから、

熟練の技で仕上げる本格手打ちそばまで、蕎麦屋の看板を見ないことはありません。

そんな数ある蕎麦屋の中から紹介するのは、私が密かに足を運ぶ成田市の「蕎麦割烹 一福」。

私だけの秘密の場所です。

 

「一福」が提供してくれるのは、喉ごし抜群の二八そば(8割そば粉、2割小麦粉)。

茨城県産と北海道産の2種類の蕎麦の実を中心に、その時々で良いものを厳選して仕入れ、

それを石うすで挽いたそば粉を使用します。

 

それを蕎麦に仕上げるのは経験豊富な熟練の職人。

温度や湿度など気候の影響を受けやすいと呼ばれる蕎麦打ちですが、

熟練の職人だからこそ感じる感覚で水との配合を変えて、変わらぬ風味を作り出します。

 

そんな蕎麦の味を最大限に引き出すために欠かせないのが出汁。

「一福」では、利尻昆布を水に浸して一晩寝かせたものに、

鹿児島県産の2年物の鰹本節粉を加えて、ひと煮立ちさせて仕上げます。

あっさりとした上品な味が決め手で、一番出汁は冷たい蕎麦のつゆとして、

温かい蕎麦には鯖節を加えて豊かな味わいに仕上げた二番出汁を使います。

 

店主推奨の一品は「かけそば」。

何も加えていないからこそ、蕎麦本来の味が引き立ちます。

そして店の名物は「九条ねぎおろしそば」。

たっぷりと盛られた九条ねぎと揚げ餅、大根おろしを乗せて供されます。

九条ねぎのしゃきっとした食感と甘み、柔らかな餅、そして大根の辛味が蕎麦の味を一層引き立てます。

私のお好みの逸品。冷たい「九条ねぎおろしそば」もいいですよ。

 

そして居酒屋感覚で楽しめるのも「一福」の、もう一つの魅力です。

自家製の「そばみそ」や、蕎麦屋の出汁が甘めの「出汁巻玉子」を肴にして、

常時15種類以上は揃うとしいう日本酒で喉を潤し、

〆に蕎麦をさっと手繰って店を出る。そんな粋な飲み方もできるんです。

 

あえて紹介した私の秘密の場所。

知ったからにはあなたのお気に入りの店にしないと許しませんよ。

 

[店名] 蕎麦割烹 一福(いちふく)

[住所] 〒286-0033 千葉県成田市花崎町736-3
[アクセス]
JR成田線「成田駅」東口より徒歩2分
京成本線・京成東成田線「京成成田駅」西口より徒歩1分
[営業時間]
【平日】
11:30~14:00(L.O.13:45)
17:00~23:00(L.O.22:30)
【土日祝】
11:30~23:00(L.O.22:30)
[定休日]  月曜日
[TEL] 0476-22-0427
[ホームぺージ] https://www.narita-ichihuku.com/

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